環七爆漕族のブログ

昔、環七を自転車で90分かけて通勤していた頃に始めたブログです。はてなダイアリーからはてなブログに移転しました。

馬籠宿・妻籠宿

馬籠宿

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名古屋は「何もない」と言われますが、日帰り圏内に色々いいところがあります。天気も良さそうなので馬籠宿に行ってきました。

中山道の馬籠宿と妻籠宿のあるところはJR中央本線とは離れていて乗り鉄としてはなかなか行きにくい場所なのでレンタカー借りて行ってきました。

午前中に岐阜県側の馬籠宿、午後から長野県側の妻籠宿に行きましたが、馬籠の方が標高が高く宿場の中も勾配があります。

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初めて知りましたが、馬籠宿は島崎藤村の実家があり立派な資料館がありました。

馬籠宿は明治時代に火事でほとんど焼失してしまったそうですが、下の写真の勉強部屋と井戸は当時のままだそうです。

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実家は宿場の本陣で勾配をうまく利用した石垣が立派です。資料も第一文庫、第二文庫、第三文庫と島崎藤村の蔵書や原稿などしっかり展示しているので見ごたえあります。

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藤村記念館で時間を潰して外に出ると外国からの観光客で賑わっていた街並みが一気に静かになりました。観光バスが来ると人が増えますが、集合時間になると一気に人がいなくなります。

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宿場町の一番上には展望台があり恵那山の全景を見ることができます。

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妻籠宿

馬籠宿から妻籠宿の間は7kmほどの距離で間に馬籠峠(標高801m)があります。

馬籠宿にはほとんど雪がなかったので馬籠峠も越えられるかと思いましたが、集落が切れたところから上はほとんど除雪されておらず勾配もきついので速攻で引き返しました。

一旦中津川の平地に戻って木曽川沿いに妻籠宿に向かいましたが、こちらは平坦な宿場町で火事にもあっていないようで昔の建物がそのまま残っています。

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こちらも予備知識がなかったのですが、本陣よりも脇本陣(予備の本陣)の方が有名で140年前の建物がそのまま残っています。

明治天皇のために作ったトイレが使われずにそのまま残っていたり、天皇がお茶を飲んだテーブルが残っていたり、ガイドをしてくれた女性も説明が上手で親切でした。

下の写真は有名な場所らしくアマチュアカメラマンがシャッターチャンスを狙って「日差し待ち」をしていました。

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馬籠宿は観光バスがたくさん入っていましたが、妻籠宿は意外と人が少なく静かでした。のんびり散策するには妻籠宿の方がいいかもしれません。

脇本陣南木曽町博物館と本陣の三つがセットで700円ですが、博物館の資料もしっかりして意外と見ごたえあります。

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長野県でも松本あたりなら十分日帰りができるし、レンタカー12時間で保険やスタッドレスをつけても8000円なので、名古屋にいるうちに中部地方の山間部はレンタカーで散策したいと思います。

 

以上です。