多治見市観光してきました
多治見市
名古屋から多治見市はJR中央線で30分ぐらいなので、池袋から川越みたいな感じかと思います。時間があれば多治見に行こうと思っていた理由は下記の通り。
1)日本酒「三千盛」の蔵元がある。
2)陶器好きなので「モザイクタイルミュージアム」に行ってみたい。
3)国宝「永保寺」に行ってみたい。
4)多治見修道院に行ってみたい。
帰りに日本酒を2本ぐらい買って帰る構想だったので、1)を最後にして3)4)2)1)の順番で回ることにしましたが、結局「三千盛」がお休みだったので手ぶらで自宅に帰りました。
永保寺
多治見駅から永保寺まではちょっと距離があるのでバスで行きましたが、「虎渓山」というバス停と「虎渓山入口」というのがあり、HPには「虎渓山入口」下車5分と書いていたのに結果的には「虎渓山」が正解でした。
国宝があるお寺なのに拝観料も無料で看板や案内図がほとんどなく、山門に土産物屋もありません。入り口がわかりにくいのでかなり遠回りをして下のような道に迷い込みました。
間違った道から目的地に到着しましたが、本当に入り口らしいところもなくいきなり目の前に国宝が出て来ました。
美しい庭園ですが全く商売っ気がないところが好感が持てます。お守りもインターフォンで呼ばないと人が出て来ないし、1分ぐらいたって出て来たお坊さんも愛想がいいわけでもなく、お金の匂いが全くしません。陶器の街らしく陶器の石灯籠がありました。
もみじやイチョウが多いので秋には紅葉が素晴らしいと思いますが、三連休なのにほとんど観光客もいません。
こちらは国宝の開山堂ですが、全く商売っ気がありません。賽銭箱的な箱さえもありません。1352年に足利尊氏が建立したそうですが屋根の反りが鎌倉っぽいです。
庭園というよりここら一帯お寺の敷地のようで、散策するだけでも涼しく癒される空間が続きます。
虎渓山の後は修道院に行こうと思っていたのですが、Googleの地図を見ると遠回りしてかなり距離があるように見えます。
よくよく地図を見るとうっすら山道のような点々があるので、まっすぐ東方向に行くと下のような山道が続いていました。
10分ほど歩くと虎渓公園の前にひょっこり出て来ました。
虎渓公園からは多治見市内が一望できましたがここら辺一帯が「お寺の敷地」ということがわかりました。
虎渓公園から5分も歩けば多治見修道院につきますが、修道院も向かいの名門「多治見北高校」もどうみてもお寺の敷地内でした。
修道院から多治見駅に戻るのにバスを使うのも面倒なので20分歩いて駅で昼食をとりました。バスで笠原の「モザイクタイルミュージアム」に向かいましたが、15分くらいで350円です。外観もお洒落ですが、中も洒落てます。お金があれば家中タイルだらけにしたくなるような素敵な展示で家族連れでごった返していましたが、私はお金がないので何も買わずに出てくることができました。
最優先の目的だった「三千盛」はミュージアムから歩いて10分ぐらいでしたが、お休みでお酒を買うことができませんでした。
学生時代に初めて飲んで以来私の中では「一番美味い日本酒」という地位を譲らない銘酒ですが、販売や宣伝が上手じゃないところも好感が持てます。(三連休に開店してないとは、、、、)目的は達成できませんでしたが、岐阜県っていいと再確認しました。