大江山
4時出発
与謝野町の東側に連なる大江山連峰に登るために朝4時に出発しました。
麓まで8kmくらいあるのですが、車も無いしバスも走って無いので徒歩です。
ようやく山が近くに見えた頃に夜明け、頂上にちょっと雲がかかっているのが気になりました。
ようやく上り坂が始まるポイントに到着したのが6時20分でした。
斜面には棚田が広がり非常に爽快です。
途中に与謝野礼厳追念碑というのがありました。与謝野鉄幹の父親だそうです。
とりあえずの目標地点「かや山の家」に到着したのが7時、すでに3時間も歩き続けています。
かや山の家からの景色は下記の写真の通りです。少し標高が上がりました。
さらにそこから1時間ほど登ると池ヶ成公園というキャンプ場に到着します。
ここまで4時間かかりましたが、ここまでは車でも来れるので車があれば30分です。
ようやく山登りらしくなってきました。
30分も登ると平坦な場所に山小屋があります。
さらに30分登ると、鍋倉山の頂上に到着します。
頂上までの斜面は緩やかですが、昨日の雨が残って滑りやすくなっていました。
到着した時には雲がかかっていたのですが、疲れてぐったり仮眠を取っているうちに雲が晴れてきました。
鍋倉山から南に向けて鳩ヶ峰、仙丈ヶ嶽と南に縦走できるようになっていますが、背の高い木が少なく眺望の良い稜線です。
しかし、すでに5時間も歩いているのでこの時点ではどこかで下に降りようと考えていました。向こうの雲に隠れているのが仙丈ヶ嶽なのですが、すっかり戦意喪失していました。
それでも怪我をしないようにゆっくり坂を下りましたが、見通しもよく、道も綺麗なので迷わずのんびり歩けました。
少し下ったところで、鍋倉山を振り返ると下の写真の通り、鍋をひっくり返したような形です。
鍋倉山と鳩ヶ峰の間に休憩所があり、なんと宮津市側から車で上がって来れます。
このまま歩いて降りようという誘惑もありましたが、心を鬼にして次の登りに向かいました。
鳩ヶ峰までの登りは相変わらず緩やかなで、のんびり歩けばそのうち着きます。
先ほどの駐車場まで車で来れば、30分ぐらいの軽い登山が楽しめるというわけですね。。
鳩ヶ峰の頂上に着いたのが11時、4時にうちを出てから7時間も歩いています。
さすがに疲れてきましたが、ここまできたら先に進むしかありません。
すっかり天気もよくなり、景色もいいので多少元気が出てきました。
鳩ヶ峰から南の与謝峠方向の景色です。すすきが開いていました。
尾根の道も綺麗で非常に歩きやすいので、疲れが取れます。
最後の仙丈ヶ嶽の登りは傾斜も強く連続しているので、途中で何度か太ももの筋肉が痙攣を起こしました。急ぐ理由もないので、休みながらゆっくり登りました。
最高地点に到着した時にちょうど12時のサイレンが鳴りました。
頂上はかなり広い芝生で快適です。
ベンチの上でゆっくりストレッチをして、痙攣していた筋肉を癒しました。
私は膝が弱いので下り道が苦手です。昔富士山の下山中に怪我をしたトラウマがあり極端に小さい歩幅で足場を確認しながら下りますので結構疲れます。
頂上から隣の赤石ヶ岳をみると標高で300mも下りなくてはいけないので寒気がしました。
しかしながら、仙丈ヶ嶽から南の斜面は意外となだらかで足場もよく心配無用でした。
芝生をひいているんじゃないかと思われるようなきれいな道もあります。
途中で二組ほど家族連れとすれ違いましたが、仙丈ヶ嶽の南側の道であれば小さなお子さんでも大丈夫です。
隣の赤石ヶ岳との間の尾根に到着したのが13時30分、与謝峠からのバスは13時40分で、もう間に合わないし、次のバスが17時でしたので、ここからのんびり行くことにしました。
赤石ヶ岳の手前で与謝野町側に降りると、双峰公園があります。
公園には宿泊施設や大浴場もあるようで、立派なキャンプ場や駐車場もありましたが、全く人の気配がありませんでした。
ここまでは道路も舗装されているので、まっすぐ町まで下に降りることもできますが、バスの時間まで間がありますので赤石林道を通って与謝峠に向かいました。
赤石林道も立派に舗装されており、途中からの眺望もよく散歩にはもってこいです。
加悦谷を南から眺めている写真ですが、朝からずっと北から歩いてきたことになります。集落が連なる道をちりめん街道といい、丹後ちりめんを京都まで運んだ道ですが、歴史を感じます。
与謝峠は現在トンネルになっているのですが、今はほとんど人が通らない旧道をとおりました。すっかり荒れてしまった国道で街灯もないので肝試しにはもってこいだと思います。昼間でも結構怖いです。
最後は福知山市に入ってすぐのところにある、蕎麦屋「鬼そば」です。
水上勉がよく来たお店だそうです。ここからバスで40分で自宅のそばまで帰れますが、11時間歩いて40分で帰るのはなんとも言えません。
iPhoneによると、1日の歩数は45,613歩、距離が33.01km
上った階段がビル90階分だそうですが、海抜ゼロから800mの山を縦走しているので900mぐらいだと思います。
成相寺(なりあいじ)
成相寺
今日は天気が良さそうだったので4時前に起きて成相寺に行くことにしました。
成相寺は標高500mくらいの山の中腹にあるのですが、舗装道路もあるので実は車でもいけます。
私は車も無いし、バスも走っている時間じゃないのでウチから歩いて行くことにしました。
結局到着したのは6時ぐらいでもう明るくなってしまいました。
山の上に立派な五重塔があるのにびっくりしました。
見るからに昭和に作ったような綺麗な五重塔です。
お寺は8時開門と書いてありましたが特に門が閉まっているわけではありません。誰もいないので展望台に行ってみました。
まあ素晴らしい晴天で、私が住んでいるのは写真に見える湾(阿蘇海)の奥の集落です。雲海が垂れ込めている谷が与謝野町の加悦(かや)地区です。
向こうの山にも登りたくなりました。
この位置からもう少し上に成相山パノラマ展望台というのがあります。
もう少し上に鼓ヶ岳の頂上があるのでそこまで登ってみました。途中で見える海がスーパー美しく、心が洗われます。
頂上に近くなっても舗装された林道があり、登山という感じではありませんが、300m手前で草がひどくなったので撤収しました。
長ズボンだったら気にしないで登るところですが、今日は半ズボンで登っていました。
登頂を断念して成相寺に戻った頃には8時になりましたので、しっかり入山料をお支払いして参拝させていただきました。
先ほどのパノラマ展望台もお寺の敷地なので、実は入山料を払わないと入れないそうです。
成相寺から有名な笠松公園まではバスが通れる道がありますが、バス専用道路になっていて、一般車両は通行できません。
- とぼとぼ歩いて笠松公園まで降りていきます。
笠松公園が一番標高が低いのですが、標高が高い順番に天橋立を並べてみましたので、お楽しみください。
安芸の宮島も、宮城の松島も見たことがありますのでこれで日本三景制覇です。
私は昔から膝が悪くて下りの方が辛いので、帰りは笠松公園からケーブルカーで下山しました。
下山してもまだ9時でしたので、昼ごはんと晩ごはんの買い物を済ませてバスで帰宅。
夏休みなので観光船もいっぱいです。
丹後の国
今日は特に予定の無い休日で天気も良かったので、午前中に近所を散策しました。
西光寺
私の自宅のすぐ近くにある西光寺は由緒あるお寺のようで門構えがしっかりしています。庭園もあるようですが、今日は中には入りませんでした。
丹後国分寺跡
国分寺跡は全国にたくさんありますが、なにしろ奈良時代のものなのでどこも石の土台が残っているだけですね。
丹後一宮 元伊勢籠神社
籠神社と書いて(このじんじゃ)と読むそうですが、元伊勢ということで伊勢神宮の元祖らしいです。伊勢神宮テイストの境内は撮影禁止でしたので、参道から。
真名井神社
籠神社の奥宮といわれる真名井神社はちょっと山側に入ったところにあります。
狛犬ではなくて龍神様が両側にいます。
大宝年間に発生した大津波がここまで来たという記録があるそうです。
伊根湾
私の自宅から伊根湾まで20kmくらいなので、自転車でも1時間ぐらいで着きます。なにしろ朝から天気が良くて、青い海と山の深い緑を堪能した1日でした。
次は気合い入れて経ヶ岬(40kmくらい)まで行きたいと思います。
西舞鶴・宮津
土曜日と日曜日で大阪まで往復してきました。
台風の影響でJRが止まっていたので高速バスを使いましたが、行きは西舞鶴経由、帰りは宮津経由で帰ってきました。
どちらもバスの待ち時間がたっぷりあったので街を散策してきました。
西舞鶴
西舞鶴駅の近くの田辺城跡に行ってきました。
明治にはいって廃城になったため発掘した石垣と城門がちょっと残っているだけでほとんど公園になっています。
城門の二階が無料の資料館になっており、親切なおじさんがDVDを流してくれました。
細川幽斎が築いた城なのですが、幽斎は舞鶴から出た跡はすぐ京都にこもって九州には一度も行かずに亡くなったということを初めて知りました。
細川家の資料は熊本か東京の永青文庫、京都の天授庵(南禅寺塔頭)に集まっているので舞鶴にはほとんど残っていません。寂しいですね。
宮津
帰りは高速バスで宮津駅まできて路線バスに乗り換えましたが、待ち時間が1時間あったので街中を散歩しました。
川を海まで歩いたところに海上保安庁の船が止まっているのですが、その横に宮津高校の艇庫がありました。
艇庫はあるものの浮船台が無いので、何処から船を下すのかとおもいましたが、多分下の写真にあるところからかな。。。結構怖いな。。
キセンバ港町
高速バスと路線バスを乗り換えるタイミングで買い物をしようと思ったんですが、宮津駅の近くにはスーパーもコンビニもありません。
バス停を一つ歩くとキセンバ港町というバス停があり、スーパーもあり高速バスも止まるので次回からはここで時間をつぶすようにしたいと思います。
一見つぶれたボーリング場のような建物ですが、中にはしっかりしたスーパーもありました。
キセンバ港町にはちょっと洒落た待合室もあるので時間潰せます。
待合室の奥で売っていた「丹後でダンゴ」というダンゴを買ってしまいましたが、柔かくてうまいダンゴでした。時間が経って冷えても柔らかいままでした。
引っ越しました。
7月1日から新しいお客様のところに通うために近所に引っ越しました。
6月27日(土)
午前中に荷物を出して、レオパレスの鍵を返して13時30分のバスで舞鶴に向かいました。(バスから見た淀川です)
与謝野町からは離れていますが、新居(またレオパレス)の鍵を翌朝受け取るために舞鶴に泊まりました。
6月28日(日)
引っ越し荷物が着くのが17時なので舞鶴から与謝野町までのんびり向かいます。
東舞鶴と西舞鶴の間はJRなのですが、1時間に1本しか走ってないし時間もあるので東舞鶴から西舞鶴までは路線バスでトロトロ走りました。(西舞鶴駅前)
西舞鶴から宮津まではいつもの京都丹後鉄道です。
宮津駅から海へ向かうと3分ぐらいで漁港があります。
個人的にちょっと懐かしい看板があり、ついつい市場の上の食堂でご飯を食べてしまいました。
6月29日(月)
早速新しいお客様のところに出勤してお仕事しましたが、レオパレスからお客様まで歩くと30分ぐらいかかりそうなのでバスで通勤します。
なにしろ空気がきれいで、周りの緑が鮮やかで眩しい。田んぼでさえも美しく見えます。
京都丹後鉄道
先日天橋立の近くに出張したのですが、「北近畿タンゴ鉄道」だったはずがいつの間にか「京都丹後鉄道」という名前に変わっていました。
駅名もところどころ観光客を意識した洒落た名前に変わっています。
会社の名前は変わらないようですが、2015年の4月から夜行バスで有名なWILLER ALLIANCEに運行事業を委譲したようです。
観光客を意識した車両も増えています。
タンゴちりめんを意識したような?座席のシート。
カニをイメージした車両。
西舞鶴行きの列車には鶴のマークがあり、なかなか洒落ています。